ホワイトが基調の家 ‐三重県‐
工法によっては床板の上からビスで固定する場合は、専用のキャップ『コシプラグ』を装着することでビスの錆びや水たまりを避けるおさまりになっています。また、コシイが材工で請ける場合は「腐れ・蟻害の保証」をつけることができます。
高い寸法安定性
『反り・曲がり・ささくれ・伸び縮みに強い』
マクセラムPLは単板1枚1枚に吸水を抑制する樹脂含浸処理を施して積層し、天然木そのものを固めています。そのため、「反り」「曲がり」「ささくれ」「伸び縮み」の発生を抑えています。 寸法安定性が高いため、長さ方向の目地は開けずに施工することができます。
『水による膨潤・収縮が起きにくい』
水を吸えば膨張し、乾けば収縮する。木材のこの性質によって起こる寸法変化で、無垢材を使用したデッキでは床板の目地が詰まり、デッキの上に水溜まりが出来たり、 反対に間が広がりすぎて子どもが指を詰めてしまうこともあります。 マクセラムPLは、樹脂含浸処理により吸水が抑制されているため、膨潤・収縮による目地の詰まりや拡大を防ぎます。
『熱による膨潤・収縮が起きにくい』
樹脂木(木粉とプラスチックを混ぜて成型したもの)は熱による膨潤・収縮が発生します。 例えば、夏場の直射日光等で材料が約50度になった時、樹脂木が1mあたり約2.8mm変形してしまうのに比べ、マクセラムPLは約0.25mmと1/10以下に抑えられます。
腐朽・蟻害を防ぐ
一般的な木材は継手や釘穴、ボルト穴などの断面から水が入り内部から腐るケースが多くありますが、マクセラムPLはどの断面も均一な性能を持つため、内部からの腐朽を防止します。また、地面に近い用途ではシロアリ対策は不可欠です。 シロアリは全国に生息し、木材を食べ加害します。
マクセラムPLは、隅々にまで施した樹脂含浸処理が木材を白蟻の好まない材質に変化させ、食害を受けにくくしています。
※防腐性能試験(対腐朽菌)や防蟻性能試験(対シロアリ)についてなど、更に詳しくは、下部「カタログPDF」をご覧ください。
あつく感じにくい
コンクリートや樹脂木と同様に、夏場の直射日光が当たるとデッキ表面の温度は高くなります。 しかし、木材がフライパンや、やかんの持ち手に使われるように、コンクリートや樹脂木に比べ「熱を伝えにくい」という性質があります。
マクセラムPLはなぜ高耐久なのか
マクセラムPLは、木をかつらむきのように薄くスライスした木の単板1枚1枚に樹脂を含浸し積層。内部にも均一な性能を与えています。
丸太からとった単板(薄い板)にフェノール樹脂を含浸し乾燥させます。樹脂を含浸し細胞を固めることによって、水分の出入りによる寸法変化を抑制します。 単板を強固に貼り合わせることによって、 変形や腐れ、シロアリに強い丈夫な材料が生まれます。